ただ、思ったこと

なんとなく思ったことことを書くだけ。きっと間違ったことも矛盾もある。できるだけ正直に書く。所謂病み垢の様相を呈すると思う。

ぼくを叱って

本当に好きな歌。そらるさん×ナノウさん。

まず聞いて


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私の解釈っす

逆上がりが出来なくて不貞腐れた見覚えのある子供、つまり幼い自分に話しかけるトコから歌と話が始まる。

よく聞いて、って。

で、1番のAメロBメロはその子に、これから何するかを伝えてる。

どう? 信じてくれたかな

信じてくれなくてもいいから

大事な話なんだよ

笑って生きてたいでしょう?

てな感じで。これ1Bまるごと。

で、1サビ前半は独白みたいな感じで、幼い純粋な自分のことについて。

2Aで具体的なトコを、2Bでアドバイス

…人の言いなりになることを優しさだと思わないで、なあ…。

2サビ前半は自分が辿ってきた道というか、なんというか。本当に、大人になるまで、今の自分になるまでの過程、て感じ。

で、Cメロ。ちなみに私はどの曲にしろCメロと落ちサビで好き嫌いが半分決まるぐらいその辺の概念が好き。

こっから、大人の自分が本当に伝えたいことに入る、のかな。

2サビからなんだけど、最初の「笑って生きてたいでしょう?」とは反対に、これから何回も泣くことになるよ、何回も傷ついて、何度も悲しいことがあるよ、て意味合いの歌詞が続いて、からのこれ。

こんな命に意味など無いと

生きるだけ無駄だと思ってしまうでしょう

この時に音量も上がるし、伴奏も激しくなる。MVだと子供のほうが成長していってるから、そっちにとうとう本当に辛いことがあった、もしくは辛くなってしまった、のかもしれない。

でも大丈夫

君は大丈夫

だってほら 見てよほら

今も生きてるから

からのこれ。

グッと静かになって、ただ、あやすみたいな、抱きしめるみたいな、優しくてどっか力強い「大丈夫」って声だけが聞こえる、て感じになる。もう本当に聞いてほしい。

本当に伝えたいことはなかなか言えなくて、後悔ばっかりで、たくさん傷ついて、正解も分からなくて、憧れたスーパーヒーローも英雄も存在を信じられなくなって、だけど、そのぶん、生きてるから大丈夫って、そう言えるようになったのかな、て思ったり。

それと多分、この時に初めて、子供に自分の正体を伝えてる。1番と2番のサビの後半もやっぱり独白みたいな感じなんだけど、きっと許さないよな、がっかりするよな、て、あくまで想像というか、予想でしかない。

で、また音が大きくなってラスサビ。Cメロからそのまま繋がってる。

なんだかんだ、「何回間違っても大丈夫 きっと生きていけるから」てのが、最後のアドバイス的なやつ。

最後には、

こんな奴の言うことは 全部余計なお世話だな

「きっと僕は大丈夫だ」と

そう言って

で締められる。ここのロングトーンからのビブラート好きなんだよ…。

MVの最後はサムネのイラストと大体同じ。場所はたぶん2サビに出てきた自分の部屋で、映ってる人は大人のほう、泣いてたのか泣いてるのか右頬に雫がある。

 

ちょっと考察

この曲?歌?話?は、つまるところ、大人のほうの「僕」の後悔が見せた夢なのかな、て。あの時どうしてあんなことをしてしまったんだろう、こうしなかったんだろう、とか、逆に今は大丈夫だったって知ってるけど、その時はものすごく悩んだことについて伝えたんだと思う。

だけど、子供の自分は純粋で、瞳もキラキラしてて、絶対間違えない正しさがあるって信じてて。それに、その子の時間が進むにつれて、自分がその道を辿ってきて今になったことを実感して。それどころか、笑って生きてほしかった幼い自分が、今の自分よりも悲しんでて、苦しんでて。

それで、「今も生きてるし、何回間違えてもきっと生きていける、だから大丈夫」ていう…結論?に落ち着いて、同時に、今の自分を励ますみたいに、大丈夫って言ってほしい、てのになったのかな、とか。

でも、最後に子供の頃のおもちゃとかマンガとかの上で泣いてるから、何か伝えることも、叱ってもらうことも叶わない、夢か何かだった、んだと思った。

 

受け取りかた

受け取り手によっても、だいぶメッセージ性が変わる、とも思う。

見覚えのある子供と同じぐらいの年の子だったら、ちょっとした助言と、まあ生きていけるから大丈夫だよ、って、緩く励ます感じの。

逆に、大人のほうの「僕」に近しい感じの人だったら、ちょうど寄り添うみたいな。

あと、YouTubeのコメ欄で拝見した、子供の頃に持っていたキラキラやワクワクは失っちゃいけないっていうメッセージを感じる、てやつ。迷ったり、立ち止まったりしたときは、子供の頃の自分を指針にしてもいいんだよ、て意味もあるのかな、て思った。…めっちゃ余談ですが、楽しいとか好きとかの感情を司るインナーチャイルドをワンダーチャイルドと言うそうです。

 

 

で、私の話

こっからは訥々と書いてく。支離滅裂。

 

ひとつめ。

これからのことを教えてほしくもあるし、やり直したいこともあるし、なんとかなるよって言ってほしいし、大丈夫って言ってほしいし出来るのなら言いたい。何か伝えたいし、何か聞きたい。

なんというか、「見覚えのある子供」と「僕」の間ぐらいの感じ。最初の鉄棒のシーンのどっちにも当てはまる、というか。

どっちにしろ中途半端なんだけど、どっちの視点でも受け取れる、てことでもあって。

これ書きながらずっと泣いてる。

 

ふたつめ。

正直、今は「きっと生きていけるから大丈夫」て言葉が信じきれない。そらるさんの「大丈夫」はものすごく落ち着くし、肩の力が抜けるような感じで楽になる。緩和剤、というか。

だけど同時に、生きてるからって、ともなってしまう。

ただ、その前のCメロ前半とか、あと2サビがそういうトコに触れてるから、そこで拗らせたりとかはない。

たまに、朝が来るのが怖い、というか嫌になるときがある。みんな寝てるまんま、時間が止まったみたいな状況で、ひとりで静かに好きなことをして過ごしてたい。本読んで、文字書いて、歌聴いて、なんか作って。そのまま力尽き果てたって構わないって思うときだってある。

それでも今度は、ふたつめの最初に挙げた歌詞が、命あっての物種、て意味になる。

…本当に、刺さりまくってんなあ。

 

みっつめ。

自分で言うのもなんだけど、私、ものすごく叱りにくいタイプで。

語気が少しでも強いと泣く上に、サッと伝えた程度で「駄目」とかが伝わるようなことはしない良い子ちゃんでそもそも叱る機会もそう多くなかった、んだと思う。

先生に怒られたか叱られたかの記憶はあっても、親に「叱られた」記憶ってのが本当にない。

やっちゃったあとで、これはいけないことだ、てお父さんお母さんに教えてもらった記憶が出てこない。

やっぱり、構ってほしいんだと思う。試し行動なんてしたら「怒鳴られる」のが関の山な気しかしない。

目が潤んだ程度で、注意する口を止めないでほしかった。

 

よっつめ。急に別の話。

歌いたいのに音域と肺活量が足りない。最後の「そう言って」の12拍?が素でもギリ伸ばせない。それで〆の4拍のビブラートがかけれる訳もない。しかも大きめのビブラート出来ない。「でも大丈夫」からのフレーズが低い声でなくてエッジボイス+震えてるになるのも本当にやばい。ニュアンスが違いすぎる。あそこは柔らかい低音でナンボなのに。

でも歌いたい。なんなら弾き語りたい。

一応、肺活量上げるための息吸いまくるやつと、ビブラートと低音練習に良いらしいドッグブレスはやってんだけど。ちなみに筋力は全体的にない。

 

 

以上、ちょいちょい出てくる好きな歌の話でした。