ただ、思ったこと

なんとなく思ったことことを書くだけ。きっと間違ったことも矛盾もある。できるだけ正直に書く。所謂病み垢の様相を呈すると思う。

【ネタバレ注意】「かがみの孤城」読んでみるぞ その11 閉城・エピローグ

唐突に時空を飛び越える青春群像劇、とうとう完結。第三部が半分占めてたんだけどね、半日で読み切った。

 

よし、じゃあ主要人物をまとめよう。

こっから特大のネタバレ入りまーす。もう遅いか。

 

1匹目の子ヤギ、フウカ。長谷川 風歌。

2匹目の子ヤギ、リオン。水守 理音。

3匹目の子ヤギ、ウレシノ。嬉野 遥。

4匹目の子ヤギ、マサムネ。政宗 青澄。読みはアース。

5匹目の子ヤギ、スバル。長久 昴。

6匹目の子ヤギ、アキ。井上 晶子。後に結婚し、喜多嶋 晶子。

7匹目の子ヤギ、こころ。安西 こころ。

オオカミ、水守 実生。理音の、死んだ姉。

 

あのさ。

結構、しんどい描写あったんだよ。あったんだけどさ。

最後のどんでん返しに全部持ってかれた。

この中で、同い年なのはこころと理音だけで、他は7歳ずつ離れてて。

それに、“オオカミさま”の動機が動機だから、きっとこれが最初で最後なんだろうな、とか。

でさ、プロローグと五月でさ、こころが、何があっても真田さんのグループじゃなくて自分といることを選んでくれる転校生を、友達を、欲しがってたんだよね。

リオンはハワイにいて、でも本当はこころのいる学校に通いたくて。

二年の新学期、雪科第五中に水守理音が転校してきました。あ、出来るな、ってなった。

結局願いの鍵は使っちゃって、誰もお互いのことは覚えてないんだけど、それでもどっかで憶えてて。そんな終わり。

何だろうな。

感想って難しいね。だってやっぱり、言語化できるような感情は湧かないんだもん。比喩1つ思いつかない。まじか。いつもの事ではあるけど。感受性は豊かって評されてる方の筈なんだけど

まず、もやっとした感じとか、バッドエンド、或いはメリバ、とかではない。こっから良い方へ向かっていくんだろうな、みたいな。でも、ハッピーエンドって訳でもない。何も終わっちゃいないし。そもそも、ハッピーエンド、なんてあるのか分からないけど。

なんか、後日談読みたくなる感じ。アキが喜多嶋先生になるまではエピローグであったけど、すっごいゲーム機作った嬉野とか、著名なピアニストになった風歌とかも見たい。

 

おしまい。