ずっと読みながら書いてるんだけどさ、絶対長いよ、最後の月だから。
ふと思った。
「大きな学校だから溶け込めない」ってどういうこと?
小規模の方が溶け残りが目立つと思うんだけど。
僕さ、足音が怖いんだよね。静かな大病院とかやばかったもん。でも、梅田の雑踏は平気。空気は悪いけど、梅田の居心地自体は悪くないんだよね。空気悪いし、ちょっと遠いし、人多いから帰ってきたらどっと疲れるけど。
そしてとうとう、9時5時までで連帯責任っていうルールが発動されました。
アキがルール破った。こころはその日、明日のお別れパーティーの準備したりとかで城に行かなかったから助かったんだけど、他の全員は城にいて。一回出た人も、引き摺り込まれて。
こころが鍵を見つけるしかなくなった。
で、こっから多分最大のネタバレ入る。
やられた。これは“赤ずきん”じゃない。
“オオカミと7匹の子ヤギ”だ。
7人のこども。暖炉、ベッドの下、机の下、お風呂、台所の戸棚、クローゼットの中のバツ印。1人残った時計の末っ子。うっかりにしろ、約束を破ると、オオカミに食べられる。全部揃ってんじゃん。
こころは一年。末っ子、とも言えるだろう。というか、最後に招待されたのはこころだし。
あとさ、パラレルでは御座いませんでした。年代が違うだけ。
7年ごとに、招待されてる。
1985年のスバル。1992年のアキ。2006年のこころとリオン。2013年のマサムネ。2020年のフウカ。2027年のウレシノ。
そして、1999年の実生…理音の姉、“オオカミさま”。
この8人が、“雪科第五中に行きたかったけど、行けなかった子ども”。