願いを叶えれば、城での記憶は消える。
“オオカミさま”曰く、伝えるの忘れてた、てへっ。
折角、鍵探しを協力してやろう、という話になったところで、放り込まれたのは、そんな爆弾みたいな情報だった。
更に暫くして、アキが葬式があった為に制服で城に来た。
その制服がさ、こころが4月まで着てたやつで、マサムネとスバルがそれぞれ通ってた中学の女子が着てたやつで、フウカも、ウレシノも知ってる紋章が入っていて、リオンが日本にいれば通うはずだった中学の制服だったんだよ。
リオンがハワイに居て気付かなかったけど、確かに無くもない話だ。なんか、納得しちゃった。
となると、いじめっ子もいじめっ子に加担した子も近くに住んでるけど、城で会った子も近くに住んでる。リオンはともかく。
“オオカミさま”は、同じ中学の、学校に通いたかった7人を集めたんだ。
初めて、皆5時まで城にいた。
あとさ、今やっと気付いたんだけど、これ要約じゃね?
感想のつもりだったんだけど、なんか、文章に出来るほどの感情が湧かない。
寝る前に読んだら寝れなくなるんだろうなっていう気迫というか、圧というか、そういうのはあるんだけど、それ以上に何があって招待にまで至ったのかの方が気になる。