先に補足しよう。性的表現って云うのは自分の性別をどう表現するかって話で、Rとかじゃない。それは関係ない。
ノンバイナリーって知ってる?
性自認とは別に、男とも女とも扱われたくないっていう性的表現の話だ。
…じゃあどう扱えばいいんだって?
うん、そう思ってくれる分ありがたい。そんなん知るか、興味無え、男は男、女は女、が1番きつい。
ただ、人によって違うからなあ…(ここ最重要)
私の場合なら、異性として扱わないで欲しい。
女性贔屓的なフェミニズムとか、「らしく」とか自分に使われるのが多分最大の地雷。
自分でも驚くくらいには機嫌悪くなる。
キャラとしての軟派は良いと思ってるけど。
残念なイケメンの需要はあります。
一人称の「私」もさ、性別関係なく使うから使ってる。別に俺でもあたしでも心理的抵抗はそんな無いな。というか、さっきまで俺か私かちょっと考えてた。あたしって選択肢は少なくとも自分の中ではネットで使うモンじゃないって認識。
くん付け、ちゃん付けは生物学的分類だって思ってるタイプ。でもさん付けと呼び捨てと渾名のどれかの方が嬉しいかな。呼び捨て所望。
こっからはどっちかというと性自認の話にもなるんだけど、アンケートとかの性別欄の[男・女]ってやつ。
無回答で良いなら書かないし、書かないといけないなら戸籍上の性別に合わせる。気分としては真ん中の・に丸したい。自由に書けるやつなら…まあ、プロフ見てくれ。それが答えだ。
かなり前にさ、どっかのドンキに「ALL GENDER トイレ」が出来て話題になってたじゃん。そこにさ、反対意見として魔女狩りだってあったらしいんだけど、そっちを選ぶ側の私はそうとは思わない。
全部のトイレを男女兼用にしろなんて言える訳がない。そっちの方が嫌って人の方が絶対多いだろうし。LGBTQ+は、クィアは、マイノリティ、少数派、酷い言い方をするならその他に区分される側だ。どこにでも「だれでもトイレ」ってのもまあ、無理な話だ。金がかかる。そんなにワガママじゃないつもりだ。
たださ、あるなら嬉しいんだよ。
男子トイレも女子トイレもオストメイトも違う、って思ってるんだから。
…というか今思ったんだけど、魔女狩りみたいで嫌だっていうなら他2つのどっちかに行けば良いんだよな。思ったより単純な話だったわ。なんかごめん。
こっからもっと面倒な話、つまり政治関連に突っ込むぞ。
多分さ、今の日本のお偉いさんにとって、Xジェンダーとかノンバイナリーとかクエスチョニングとかってのは理解の範疇に無い概念だと思う。
だってさ、あって当然で無い筈がないものが無い、みたいなもんだよ?
ただでさえ同性婚を認めるために憲法の「両性の」の部分を変えるかどうかで揉めてるんだ。
きっとまだ、「性別という概念が存在してない」人がいる、っていう発想には至ってないんだろうなあ。
…「変わってしまう」、ねぇ。その表現は、まるで嫌なことみたいじゃないか。いくら否定的な意味では無いって言ったって、それ以外の表現が思いつかないくらいには嫌なんじゃないの?「変わる」「変わっていく」くらいで良かったと思ってる。
私も、変化は嫌いな方だ。こまめに適応し直すのは疲れるし、めんどくさいし、しんどいし、気持ち悪いって思うこともある。
でもさ、停滞は崩壊に繋がることくらい知ってる。そのままであっても、時間が経つだけで壊れていくことくらい知ってる。変化だって必要だと知ってる。エントロピー増大則ってやつなのかな?ちょっと違うか。
なんだかんだ言って、世界で1番長く改訂されていない憲法は、日本国憲法だ。定義が曖昧だったから、変えずに済んだんだって。その場で意味を変えれば良いから。
今年5月で、実施から76年だってさ。
憲法9条の話もある。
そろそろ変えないと、良くない気がする。
…うわ、凄い脱線した。
とりあえず、「性別という概念が存在しないこともある」とだけどっか頭の隅っこにでも置いといてほしいな。