ただ、思ったこと

なんとなく思ったことことを書くだけ。きっと間違ったことも矛盾もある。できるだけ正直に書く。所謂病み垢の様相を呈すると思う。

ちょうちょ

いつだったかな。小学校1〜4年のどれか。国語でダーウィンかなんかの話してた時。学校からの帰り道。

私の家が妙な構造したマンションで、だいぶ端っこの方で、説明が難しいけど、我が家(2階)とその下に住んでる人しか通らないであろう植え込みのあるどっちかというと外の道(3階)歩いてた時。まあ、すぐ近くに花壇あって地面タイルで他に誰も居なくてお日さまで明るい道だと思ってくれりゃ良い。

ちょうちょ、飛んでて。

それ見て、ふと立ち止まって、もし今自分が消えても、もしくは死んでも、それ以上何も起こらないし、周りは何も変わらないし、このちょうちょは道の上を飛んでるんだろな、って思った。

なんか、ちょうちょしか居ないこの道を俯瞰してる、みたいな。自分がいる筈の場所に、自分が居なくて。

その時は、なんだか怖くなって、すぐ近くの家まで走っていったっけ。

 

今はそれが、なんだか居心地良いというか、気が楽になるというか。

自分が居なくなっても、変わらず鳥は囀って、風が木の葉を騒めかせて、お日さまはポカポカで、ちょうちょはタイルの上を飛んでて。

それだけだったら、どれだけ楽だろう。